引用元：https://kimurass.jp
| 企業名 | 株式会社 木村製作所 |
|---|---|
| 住所（本社） | 〒617-0828 京都府長岡京市馬場人塚１番地２ |
| TEL（代表） | 075-953-2721 |
製品開発の現場では、光学機器や通信機器、航空機、自動車、工作機械など、業界ごとに求められる高精度かつ高性能な部品製造がプロジェクトの成否に直結します。ナノレベルの精度が必要な部品から、長時間の高速稼働に耐えるスピンドル部品まで、専門性の高い加工が不可欠です。今回はそんな高精度の金属加工が可能な木村製作所を紹介します。
木村製作所が選ばれる理由
木村製作所は1969年の創業から、工作機械、産業機械、光学機器に関連する部品製造を手掛けてきたパーツメーカーです。超精密加工技術、精密加工技術、スピンドル加工技術に強みを持ち、とくに超精密加工分野では独立した超精密・ナノ加工センターを設けています。
ミクロンオーダー、ナノオーダーの切削・研磨加工・各種熱処理・表面処理などのサービスを提供する超精密・ナノ加工センターは、最新鋭の加工設備・環境が整っていることや、設計者へ適切な加工法を提案できること、徹底した品質管理体制をとっていること、一貫加工によるワンストップ対応が可能なことの4つの選ばれる理由があります。
最新鋭の加工設備・環境面では、温度や湿度、わずかな振動にも気を配った加工環境を実現しており、超精密非球面加工機、超精密立形加工機、超精密加工用CADなど国内屈指の最先端設備によって、高精度の光学レンズ金型や加工が難しい自由曲面、超精密微細部品の製作にも対応しています。
また、高精度加工のプロの意見を聞けることも魅力です。設計者の需要をくみ取りながら、よりよい形での加工方法・材料選定など、品質向上やコストダウンにつながるVA・VE提案を受けられるため、プランをブラッシュアップさせることが可能です。
品質管理では、超精密非接触三次元測定機による3次元形状検査をはじめとして、さまざまな検査を導入しています。製品ごとに最適な検査・測定を実施する以外に、顧客の希望にあわせた測定方法の選定も可能です。そのため「この部分だけナノ精度にしたい」「この面だけは形状誤差も面精度の測定も厳密に実施したい」などのニーズにも柔軟に対応してもらえます。
また、既製品の測定のみも請け負っています。測定結果は品質保証としてデータ提供を受けられるので、製品の安定性や信頼性の把握に有効です。さらに超精密・ナノ加工センターではQCDへの対応や、一貫加工によるワンストップ対応など、顧客のニーズに柔軟に対応しています。加工から仕上げ、検査までの工程すべてに対応しており、製作規模も試作、単品、小ロットから可能です。
急を要する短納期での要望も可能な限り対応しているので、プロジェクトのスケジュールに余裕がない場合など、とくに頼りになるパートナーとなるでしょう。
高精度の金属加工技術
製品の品質や性能は、加工の精度に大きく依存します。とくに、ミクロン単位での精度が要求されるプロジェクトでは、技術的な信頼性が重要です。高度な精度を持つ金属加工業者を選ぶことで、プロジェクトの成功を確実なものにできるでしょう。
木村製作所では超精密研磨、超精密研削、超精密切削、微細穴加工、マシニング加工、旋盤加工、研削加工、表面処理の加工方法に対応しています。自由曲面加工や光学レンズ用金型をナノ精度で旋削加工するための超精密非球面加工機ULG-100D(SH3)や光学レンズ用金型や超精密部品加工用の超精密立形加工機UVM-450D(H)など最先端設備を揃えているだけでなく、デリケートな超精密加工に適した温度・湿度・振動を実現した環境構築にも力を入れています。
高精度な金属加工技術を持つ業者に依頼することは、寸法や形状に誤差の少ない製品を手に入れることにつながります。これにより、製品の性能が向上し、不良品のリスク低減といったメリットがあります。
また、厳しい精度が求められる製品であっても、信頼性の高い加工が可能となるため、部品の互換性や耐久性が確保され、全体の品質向上にもつながります。とくに、医療機器や航空宇宙産業、自動車部品のような精密機器分野において、高精度の金属加工技術は、製品の成功に欠かせない要素となります。
企業向けサービスと納期の柔軟性
プロジェクトのスケジュールが厳しい場合や、予期しない変更が発生することが多い製品開発では、迅速かつ柔軟に対応できる業者が求められます。企業が求める製品の多様なニーズに応えるため、量産対応から試作まで一貫したサービスを提供する業者を選ぶことが、ビジネスの成功を後押しします。
木村製作所ではとくに光学機器業界、自動車業界、情報通信業界、工作機械業界、半導体業界、建設・土木業界に向けた製品開発事例を多く保有しています。たとえば光学機器業界では超精密非球面研磨加工、PMMAの超精密切削、鏡面ミラー、無酸素同プレート鏡面加工、SiC製鏡面ミラー、フレネルレンズ成形用金型、円錐ミラー加工、自由曲面加工などの実績があり、同様のサービスを受けたい企業に対して知見・ノウハウを提供することが可能です。
また、大学や公的研究機関との共同研究を経て構築した全国を結ぶ超精密加工に関するネットワークを駆使することで、顧客の緊急なご要望にも可能な限り対応しています。納期の遅延を最小化し、短いリードタイムで製品を製作できる業者は、競争の激しい市場でもビジネスのスピードを保つ助けとなります。また、長期的なプロジェクトや、複数工程を経て製品を完成させる場合にも、計画に応じてフレキシブルな対応が期待できます。
まとめ
木村製作所がプロデュースする超精密・ナノ加工センターでは、高精度の加工技術を得意としています。最新鋭の加工設備・環境が整っていることや、豊富な知見によるVA・VE提案が可能なこと、高水準の品質管理体制をとっていること、顧客のニーズに柔軟に対応できることの4つから顧客に選ばれています。国内有数の設備だけでなく、超精密加工に適した温度・湿度を実現し、振動のない環境を徹底することで、高品質な加工を実現しています。光学機器業界、自動車業界、情報通信業界、工作機械業界、半導体業界、建設・土木業界に向けた製品開発実績が多いことと、納期に柔軟性があることも魅力です。
