更新日:2024/11/28

おすすめの金属精密加工業者5選をご紹介します。

金属の精密加工や放電加工、微細加工、特注加工などを行う場合、高い技術を持つ金属精密加工業者に依頼することが大切です。また、ち密かつ繊細な作業が必要とされることから、できるだけ信頼性の高い業者を選びたいものです。

しかし、金属精密加工を依頼する際、その業者の数も多く、それぞれ得意な加工方法や納期などもさまざまなので、


  • ・どの業者に依頼すればいいの?
  • ・どんな加工方法に対応しているの?
  • ・なにを優先すればいいの?

といった疑問や課題が生まれるでしょう。そこで当サイトでは、金属精密加工を依頼したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

対応力や実績など、こだわりで選ぶおすすめの金属精密加工業者や、金属精密加工を依頼するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に金属精密加工業者に依頼した方の口コミや評判もまとめてご紹介してるので、ぜひ参考にしてください。そしてニーズを満たしてくれる金属精密加工業者を見つけましょう。

おすすめの金属精密加工業者5選

橋川製作所

橋川製作所の画像 引用元:https://www.hashikawa.co.jp/

おすすめポイント

  • Point

    導電性セラミックスの超精密加工技術を確立

  • Point

    突発的な要請にも臨機応変に対応

  • Point

    特殊加工・難加工に強み

導電性セラミックスの超精密加工技術を確立!どんなニーズにも臨機応変に対応可能

橋川製作所は放電加工を中心に、AM加工や特殊加工、難加工を得意とする金属精密加工業者です。中でも、導電性セラミックスへの複雑微細形状の追加工技術には強みがあります。技能職人が社内在庫品の中から創意工夫を重ねて最適工具を自作し、最短最速で加工に着手できるという機敏性を備えているため、突発的な要望にも臨機応変に対応可能です。

橋川製作所の基本情報

対応する加工の種類放電加工
AM加工
特殊加工
小ロット対応
問い合わせ方法電話、メール
会社情報株式会社橋川製作所
本社:広島県広島市南区青崎1-4-12

日研稲吉

日研稲吉の画像 引用元:http://www.nikken-inayoshi.jp/

おすすめポイント

  • Point

    加工・製作・検査まで自社一貫対応

  • Point

    最新設備の導入で生産性を向上

  • Point

    短納期対応可能

高品質・低価格・短納期にこだわり!最新設備導入と職人のスキルアップで高品質を追求

福岡県に本社を置く日研稲吉は、「高品質」「低価格」「短納期」にこだわる金属精密加工業者です。高精度加工設備の導入と技術者のスキルアップにより品質の向上を実現。さらに加工・製作・検査までを自社一貫で行うことで、コスト削減に取り組んでいます。また臨機応変な生産体制を確立することで、突発的な受注にも対応することが可能です。

日研稲吉の基本情報

対応する加工の種類マシニングセンタ加工
ワイヤー放電加工
細穴放電加工・形彫り放電加工
平面研削・切り上げ加工
成形研削加工・コンタリング加工
プロファイル加工
複合加工・微細レーザー加工
小ロット対応記載なし
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報株式会社日研稲吉
本社:福岡県直方市上頓野4950-1

日本精密工業

日本精密工業の画像 引用元:http://nihonseimitsu.co.jp/

おすすめポイント

  • Point

    精密放電加工に特化

  • Point

    小ロット対応可能

  • Point

    特急対応可能

短納期・多種少量対応も可能な精密放電加工専門業者

兵庫県に本社を置く日本精密工業は、精密放電加工に特化した金属精密加工業者です。1990年の設立以来、今までにない発想や新技術を積極的に取り入れることに重きを置いており、ワイヤ放電加工・形彫放電加工・細穴放電加工を中心に事業を展開しています。さまざまな分野での実績があり、短納期・多種少量対応も可能です。

日本精密工業の基本情報

対応する加工の種類ワイヤ放電加工
形彫放電加工
細穴放電加工
小ロット対応
問い合わせ方法電話、メール、メールフォーム
会社情報日本精密工業株式会社
本社:兵庫県明石市大久保町江井島1304-15

東レ・プレシジョン

東レ・プレシジョンの画像 引用元:https://www.tpc.toray/

おすすめポイント

  • Point

    幅広い分野に豊富な実績がある

  • Point

    設計・製作サポートにも対応

  • Point

    ISO認証を取得

超精密微細加工技術のパイオニア!幅広い産業分野に豊富な実績がある

滋賀県に本社を置く東レ・プレシジョンは1955年創業。およそ70年の歴史を持つ金属精密加工業者です。超精密微細加工技術に強みを持ち、幅広い産業分野に豊富な実績があります。品質や環境への取り組みにも力を入れており、「ISO9001」「JIS Q 9100」「ISO14001」などの認証を取得しています。

東レ・プレシジョンの基本情報

対応する加工の種類精密微細孔加工
精密微細溝加工
超仕上加工
精密微細部品加工
金属3Dプリンター受託造形サービス
熱インプリント受託加工サービス
小ロット対応記載なし
問い合わせ方法電話、メールフォーム
会社情報東レ・プレシジョン株式会社
本社:滋賀県大津市大江1-1-40

放電精密加工研究所

放電精密加工研究所の画像 引用元:https://www.hsk.co.jp/ja/index.html

おすすめポイント

  • Point

    研究開発の成果の実用化をサポート

  • Point

    高度な加工技術力・工程開発力

  • Point

    ISO認証を取得

高い加工技術力・工程開発力で、研究開発の成果の実用化をサポート

放電精密加工研究所は、顧客の研究開発の成果を実用化するための技術とプロセスを開発し、最終製品化のサポートをしている企業です。「放電加工・表面処理」「金型製造」「機械装置製造」という3種類の技術をベースに、「航空・宇宙」「交通・輸送」「機械設備」「環境・エネルギー」「住宅」という5つの事業分野を展開しています。

放電精密加工研究所の基本情報

対応する加工の種類放電加工
小ロット対応記載なし
問い合わせ方法メールフォーム
会社情報株式会社放電精密加工研究所
本社:神奈川県横浜市港北区新横浜3-17-6 イノテックビル11階

金属精密加工について

金属精密加工とは?

そもそも、金属精密加工とはどのような技術のことを言うのでしょうか。ここでは、金属精密加工の技術や種類についてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

金属精密加工とはどんな技術?

金属精密加工とは、マイクロメートルレベルの加工に対応できる技術や加工方法のことをいいます。1マイクロメートルは0.001mm、1ナノマイクロメートルは0.001マイクロメートルであるため、数値だけ見てもかなり精密な加工であることがわかります。

また、加工する精密製品の大きさは、10mm~500mmが一般的であり、それ以上の精密さが求められる加工については「超精密加工」と呼ばれます。このような精密な加工を行うためには、工作機械の精度が高いこと、そして機械を扱う職人の腕が確かであることが重要なポイントです。

さらに、金属精密加工では温度の維持も大切です。金属は温度による形状の変化が起こりやすく、室温や外気などほんの1℃程度の差でも変化してしまうことがあります。この変化は肉眼ではわからないほどであっても、マイクロメートル単位の精度が求められる精密金属加工においては品質を大きく左右する原因となってしまいます。

このようなことから、金属精密加工は非常に高い精度や品質を求められるものであり、さまざまな製品が小型化している昨今においてなくてはならない技術であると言えます。

金属精密加工の種類

金属精密加工といってもその種類は細かく分かれており、目的などにあわせた適切な方法で加工する必要があります。ここでは、数多くある金属精密加工の種類から例としていくつかご紹介します。

切削・研削加工

切削加工とは、工具(切削工具)を用いて材料を削り取ったり、穴を開けたりする加工方法です。代表的な加工方法としては、旋盤加工、フライス加工、ボール盤加工などがあります。高精度な形状の加工が可能であり、比較的硬い材料も加工ができ、加工速度が早く大量生産に向いているなどの特徴があります。

研削加工は、砥石を回転させながら部材の表面を削る加工方法です。研削加工は非常に高精度で平らで滑らかな表面仕上げにできるため、最終的な仕上げや精密部品の製造に適しています。

レーザー加工

レーザー加工とは、レーザー光を金属に当てて加工する技術です。レーザー光は高いエネルギー密度を持つため、極めて精密な加工が可能であるのが大きな特徴です。

部材に触れることがなく光の範囲が狭いことから材料への負担を抑えることが可能で、切断、溶接、彫刻、穴あけなどさまざまな用途に使用されます。また、切ったり穴を開けたりという加工だけでなく、「レーザーマーキング」と呼ばれる、レザー光を用いて材料の表面に文字や図形を刻む技術などもあります。

放電加工

放電加工は表面処理加工のひとつで、工作物と電極の間に微小な放電を発生させることで金属を溶かしながら加工する方法です。加工時は加工液に浸かっているため、冷却された状態を保つことができ、熱による変化を起こしにくいという特徴があります。

また切削加工よりも加工できる形状が豊富で硬い材料に対応できるなどのメリットもあり、幅広い分野の加工に活用されています。放電加工のなかにもいくつかの種類があり、おもなものとして「放電形彫り加工」「ワイヤーカット放電加工」などが挙げられます。

ポイント

金属精密加工はナノマイクロメートル単位で行われるち密かつ高精度の技術

金属精密加工にもいくつかの種類があり、素材や目的にあわせて使い分けられている

金属精密加工が求められる分野

金属精密加工は幅広い分野で活用されている技術ですが、おもにどのような分野で重宝されているのでしょうか。ここでは、金属精密加工が求められる分野についてご紹介します。

自動車業界

自動車を構成するさまざまな部品のなかでも、とくにデリケートで高精度の加工技術が求められるのがエンジンやトランスミッションです。使用する素材によってはさらに加工の難易度が上がることも珍しくなく、部品の小型化や軽量化が進んでいることからも難しい加工のひとつです。

とくに自動車は部品の品質によって事故を招いてしまう可能性があることからも、より精密で高い加工技術が求められています。また短期間でどんどん進化している業界でもあるため、つねに最新の加工技術や知識が必要な分野でもあるといえるでしょう。

IT業界

IT業界においても、多くの金属精密加工で製作された部品が使われています。とくに半導体はたくさんの複雑な部品から作られるうえに、どのような極微な傷も許されない非常にデリケートな製品でもあります。

また半導体を構成している部品の多くが特殊な形状をしているため、加工にはかなり高い技術が求められています。さらに、素材もさまざまであるため、それぞれに適した加工方法が求められること、また決められた形状通りに作ることが重要です。

航空・宇宙業界

航空・宇宙業界においては、航空機部品や噴射ノズルといった高い信頼性が求められる部品の加工に、金属精密加工が活用されています。このような部品は極端な温度変化や圧力の変化など、厳しい条件下でも正常に機能する必要があり、高精度かつ高品質であることが求められます。

もちろん自動車業界同様に人の命に関わることからも、つねに技術の向上が求められ続けている業界でもあります。また昨今ではカーボンニュートラルが重視されており、エンジンの製造においての技術向上は優先度の高い取り組みといえるでしょう。

医療業界

医療業界でも、非常に小さなサイズの部品が求められていることから、金属精密加工の技術が広く活用されています。手術用の器具や人体への移植など、人の健康や命に直接関わる用途として活用されている部品も多く、高精度かつ信頼性の高さも求められます。

具体的には内視鏡やペースメーカーといった小型の医療機器には、金属精密加工によって製造された部品が数多く利用されています。

電気・電子業界

電気・電子業界部品の製造にも、金属精密加工技術は欠かせないものです。たとえば私たちが普段使用しているスマートフォンやタブレットなどの電子機器にも、金属精密加工が施された基盤やコネクタなどが使われており、部品の精度が製品全体の性能に影響することがあります。

とくに進化の目まぐるしい業界でもあるため、つねに最新の技術で対応していくことや、新しい部材の開発などを求められる機会も多いでしょう。

ポイント

金属精密加工技術はあらゆる業界で活用されている

さまざまな業界で小型化が進んでいるため、今後も金属精密加工技術が求められる機会は多い

AM(アディティブマニュファクチャリング)とは?

金属加工業界の新しい技術として注目されているものに「AM(アディティブマニュファクチャリング)」があります。ここでは、今後ますます活用されることが増えていくであろう、AMについて詳しくご紹介します。

AMとはどんな技術?

AMとは、材料を「積層」することで製品を作り上げる製造技術の総称で、一般的には「3Dプリンティング」とも呼ばれています。金属加工は素材を削って加工する除去加工が主流ですが、AMはその方法とは対象的に材料を一層ずつ追加して製品を形成していきます。

またAMでは対応できる設備と材料、設計情報の3Dデータが揃えば、その通りの製造が可能であり精度が高く効率的であることも大きな特徴です。すでにさまざまな業界で試作品などの開発が進んでおり、少しずつ最終品の開発に適用が始まっているケースもあります。

加工の種類としてはおもに「パウダーベッド方式」「デポジッション方式」「バインダージェッティング方式」という3つの方法があり、それぞれ加工の特徴が異なります。それぞれのメリットとして、パウダーベッド方式は高精度かつ複雑な部品の製造に向いている、デポジッション方式は修理や補修に適しており生産速度が速い、バインダージェッティング方式は大型部品の製造や大量生産が得意、などが挙げられます。

AMのメリット

AMのメリットとしてまず押さえておきたいのが、少量生産でのコストを抑えられるという点です。従来の金属加工ではひとつのワークごとに治具や工具を整えなけれならないことから、大量生産することで単価を抑えられるというのが一般的でした。

その点AMは設備とデータがあれば製造ができるので、コストを一定に保つことができ、少量で多品種の生産でも単価が上がりません。昨今では多品種少量生産の需要が高まっていることから、ますますAMの技術は注目されていくことが見込まれます。

また複雑な設計においては、従来の加工方法よりもAMの方が向いているというのもメリットです。たとえば従来の加工方法の場合は高い加工技術を実現するために、工数が増えたり作業時間が増えたりという点でコストが高くなりがちでした。その点AMはプログラム通りに造形できるので、複雑さに関わらず一定のコストや品質で生産することができるのです。

さらに、AMは軽量設計に適した加工方法でもあります。従来の加工方法は軽量化することによる加工時間の増加でコストがかかってしまうことがありましたが、AMは軽量化するほど時間や材料費を抑えられるため単価を下げられるのです。

このようにさまざまなメリットがあるAMは、今後ますます導入する企業が増え市場のニーズが高まっていくことが予測されています。そのためAMの技術を磨いていくことが、金属精密加工業者にとっても重要であるといえるでしょう。

ポイント

AMは一般的に3Dプリンティングと呼ばれるもの

従来の加工方法よりも複雑な設計に対応できる

【PR】今後ものづくりの世界で主流になる「AM加工」を最適化させるには?

今後ものづくりの世界で主流になる「AM加工」を最適化させるには?の画像

自動車、医療、IT、航空・宇宙など、さまざまな業界の製品づくりを支えているのが、金属精密加工業者です。とくに昨今ではどのような業界においても小型化・軽量化が進んでおり、それにともなって金属部品もさらにち密で高品質なものを求められるようになっています。


そんな私たちの生活に欠かせない金属精密加工ですが、最近ではAM(アディティブマニュファクチャリング)という加工方法が大きく注目されています。AMとは一般的にいわれる「3Dプリンティング」のことで、軽量な製品に向いている工法であることから今後ますますAMでの製造ニーズは高まっていくと見られています。

AM加工素材の追加工にも強みを持つ 橋川製作所の魅力とは?

金属精密加工業者を選ぶ際はどのようなポイントを重視する?WEBアンケートで調査!

ここまで、金属精密加工の種類や金属精密加工技術が求められる分野、さらに今金属加工業界で注目されているAMという技術についてご紹介してきました。ところで、実際に金属精密加工を専門業者に依頼することになったとき、どのようにして業者選びをすればよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そこで当サイトでは、金属精密加工業者を選ぶ際はどのようなポイントを重視するかについて、WEBアンケート調査を実施しました。ぜひ参考にしてみてください。

第1位は「実績が豊富か」でした。ものづくりの分野では、熟練の技が品質の良し悪しを左右します。

実績が豊富な金属精密加工業者であれば、その分品質についても一定の信頼を寄せることができるはずです。公式サイトに製作事例を掲載している業者も多いので、ぜひチェックしてみるとよいでしょう。

第2位は「自社のニーズに対応可能か」でした。一口に金属精密加工業者と言っても、対応可能な技術は異なります。まずは自社のニーズを明確にしたうえ、それに対応できる業者を選びましょう。

第3位は「小ロットでの発注が可能か」でした。小ロットでの発注に対応している金属精密加工業者であれば、試作品を作りたいなどのニーズにも対応してもらうことが可能です。とくに大企業などでは小ロット対応が難しいケースもあるので、発注可能な最小ロット数についてはあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

第4位は「短納期・スピード対応が可能か」でした。いくら技術力のある金属精密加工業者であっても、納期が遅いと不便に感じることもあります。短納期・スピード対応が可能な業者と取引をしていれば、万が一急ぎの依頼をしたい場合にも安心してお任せできるでしょう。

アンケートの結果は以上です。それでは、ここからは金属精密加工業者の選び方について、チェックするべきポイントをより詳しくご紹介します。

金属精密加工業者を選ぶポイント

これから金属精密加工業者に製造を依頼する場合、どのような業者を選べばいいかわからないと悩む方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは金属精密加工業者を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。

幅広いニーズに対応しているか

金属精密加工業者を選ぶ際にまずチェックしたいのが、幅広いニーズに応えられる加工技術を持っているかどうかです。自社が求めている金属加工をしてくれることはもちろんですが、将来的にさらに新しい部品が必要になった場合に、その加工にも対応することができれば一貫して依頼することができるからです。

もちろん1つの分野に特化している業者は、強いこだわりや精度の高い製品の作成に強みがありますが、対応できる範囲が限られているため、新たなプロジェクトを立ち上げる場合はほかの業者を探さなければならない可能性があります。その点幅広い技術を持っており、さまざまな加工に対応できる業者に依頼できれば、業者をその都度探す手間も省けて時間や労力を抑えることができるでしょう。

ただし幅広く応えられても、加工の技術や精度が低くては意味がありません。そのため、金属精密加工業者選びの際には、どのような技術を持っているのか、どのような加工に対応しているのかなどをしっかりと見極め、幅広く高精度の技術を提供できる業者に依頼しましょう。

確かな実績があるか

金属精密加工業者選びでチェックしたいポイントとして、実績も挙げられます。実績が豊富であるということは、それだけ多くのニーズに応えてきたということであり、高い技術や知識で高精度な製品を製造できる可能性が高いということでもあります。

さまざまな企業が古くから長く技術を磨いてきた業界でもあるので、実績が豊富な業者も多いのですが、なかには「実績豊富」とうたっていても、技術力や対応力が低いことがあるので注意が必要です。そのため業者選びの際には公式サイトなどをチェックして、対応した実例や生産した製品の写真などが掲載されているかどうかを確かめてみてください。

また、働いている方や会社を立ち上げた方に、どのような技術や知識があるのかもわかると安心です。正確さや精密さが求められるからこそ、業界に精通しており確かな実績を持つ金属精密加工業者に依頼しましょう。

納期や発注できる数量に柔軟性があるか

納期や発注に柔軟な対応ができるかどうかも、金属精密加工業者選びで重要なポイントのひとつです。製品が急に必要になった場合や、変更を加えなければならなくなってしまった場合などに、すぐに対応していくれる業者なら安心感があります。

とくに小ロットでの製造や短納期は大手では対応が難しいケースもあるため、自分たちの求めている対応をしてくれるかどうかは必ず確認しておきましょう。なかには1個からなどの超小ロットにも対応している業者があるので、ぜひ相談してみてください。

納期やロット数については公式サイトに掲載されていないケースもあるので、まずはお問い合わせをしてみるのがおすすめです。

ポイント

幅広いニーズに対応できる業者がおすすめ

豊富な実績があり、柔軟な対応ができる業者を選ぼう

ニーズに合った金属精密加工業者を選ぼう

金属精密加工は確かな技術と柔軟な対応、そして信頼性が求められるものです。そのため、これから金属精密加工業者に依頼を検討しているのであれば、信頼性が高く自分たちのニーズに合った対応をしてくれる業者を見つけましょう。

おすすめの金属精密加工業者比較表

イメージ
引用元:https://www.hashikawa.co.jp/

引用元:http://www.nikken-inayoshi.jp/

引用元:http://nihonseimitsu.co.jp/

引用元:https://www.tpc.toray/

引用元:https://www.hsk.co.jp/ja/index.html
会社名橋川製作所日研稲吉日本精密工業東レ・プレシジョン放電精密加工研究所
おすすめポイント・導電性セラミックスの超精密加工技術を確立
・突発的な要請にも臨機応変に対応
・特殊加工・難加工に強み
・加工・製作・検査まで自社一貫対応
・最新設備の導入で生産性を向上
・短納期対応可能
・精密放電加工に特化
・小ロット対応可能
・特急対応可能
・幅広い分野に豊富な実績がある
・設計・製作サポートにも対応
・ISO認証を取得
・研究開発の成果の実用化をサポート
・高度な加工技術力・工程開発力
・ISO認証を取得
対応する加工の種類放電加工
AM加工
特殊加工
マシニングセンタ加工
ワイヤー放電加工
細穴放電加工・形彫り放電加工
平面研削・切り上げ加工
成形研削加工・コンタリング加工
プロファイル加工
複合加工・微細レーザー加工
ワイヤ放電加工
形彫放電加工
細穴放電加工
精密微細孔加工
精密微細溝加工
超仕上加工
精密微細部品加工
金属3Dプリンター受託造形サービス
熱インプリント受託加工サービス
放電加工
小ロット対応記載なし記載なし記載なし
問い合わせ方法電話、メール電話、メールフォーム電話、メール、メールフォーム電話、メールフォームメールフォーム
会社情報株式会社橋川製作所
本社:広島県広島市南区青崎1-4-12
株式会社日研稲吉
本社:福岡県直方市上頓野4950-1
日本精密工業株式会社
本社:兵庫県明石市大久保町江井島1304-15
東レ・プレシジョン株式会社
本社:滋賀県大津市大江1-1-40
株式会社放電精密加工研究所
本社:神奈川県横浜市港北区新横浜3-17-6 イノテックビル11階
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【その他】金属精密加工業者一覧

  • 平和金属工業
  • 田中電工
  • 木村製作所
  • カネキタ
  • 佐藤工業所
  • 前田精密製作所
  • ティ・ディ・シー
  • サテリット
  • 河内金属製作所
  • 金子製作所
  • 佐渡精密

【ジャンル別】金属精密加工業者

  • AM追加工におすすめの金属精密加工業者2選

金属精密加工関連コラム

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PR今後ものづくりの世界で主流になる「AM加工」を最適化させるには?