東レ・プレシジョン
おすすめポイント
幅広い分野に豊富な実績がある
設計・製作サポートにも対応
ISO認証を取得
基本情報
対応する加工の種類 | 精密微細孔加工 精密微細溝加工 超仕上加工 精密微細部品加工 金属3Dプリンター受託造形サービス 熱インプリント受託加工サービス |
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小ロット対応 | 記載なし |
問い合わせ方法 | 電話、メールフォーム |
会社情報 | 東レ・プレシジョン株式会社 本社:滋賀県大津市大江1-1-40 |
東レ・プレシジョンは、精密微細技術を通じて社会に貢献することを企業理念とし、1955年の創業以降超精密微細加工技術のパイオニアとして高い技術での加工を行っています。ここでは、そんな東レ・プレシジョンの技術やサポートなどについて詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
CONTENTS
東レ・プレシジョンの特徴①幅広い加工に対応できる
東レ・プレシジョンは、幅広い超精密微細加工の技術を持っている会社です。ここでは、その技術について詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
精密微細孔加工
半導体や理化学機器分野、光通信分野などの幅広い分野で使用される部材の加工に最適な精密微細孔加工は、6つの加工方法で対応できます。
マイクロドリル加工
マイクロドリル加工は、微細ドリルを用いた切削方式の穴加工のことで、ノズルや電子機器基盤などを加工するのに適しています。とくに東レ・プレシジョンの原点ともいえる合成繊維紡糸ノズルの製造で長年培ってきた技術でもあり、高品質な内面仕上がりを実現しています。材質はステンレス、非鉄金属等となっており、最小孔径はφ0.02mmです。
放電加工
放電加工は加工面に放電を発生させて融解し加工することから、誘電性がある素材であれば加工が可能です。東レ・プレシジョンでは、おもに「形彫り放電加工機」「ワイヤー放電加工機」を保有し、加工仕様や要望に合わせた加工機にて対応しています。
精密プレス加工
金型を用いて行う塑性加工である精密プレス加工は、複雑な形状の製品や同じ形状の製品を大量に生産する際に用いられる加工方法のひとつです。自社開発した精密プレス加工では、特殊なプレス用工具にて非常に微細な穴を量産することができます。加工後には洗浄やバリ取り、研磨処理も行うため品質の高い仕上がりを実現します。
レーザー微細加工
レーザーを工作物に書写して融解させる加工方法で、東レ・プレシジョンでは自社開発の技術で高密度な精密微細孔加工を行うことができます。最大ワークサイズは500mm、最大ワーク厚みは1mmとなっており、加工孔サイズはφ10μm~です。
集束イオンビーム(FIB)加工
ナノオーダーの孔から精密微細な形状まで、幅広いミクロの製品を高精度に加工できるのが集束イオンビーム加工です。最大ワークサイズは50(X)×50(Y)×10(Z)mm、最小加工サイズの目安は溝幅が100nm、孔径がφ100nmで、溝・孔ともに~L/D=5となっています。
精密微細溝加工
ディスプレイの関連部材やナノインプリントの金型などに幅広く応用されているのが、精密微細溝加工の技術です。溝加工とは任意面に対して凹凸を形成するもので、形成方法は多数ありますが、東レ・プレシジョンでは機械加工、電気加工、高エネルギー加工を得意としています。また溝の形状は角溝、半円溝、格子溝、台形溝、ディンプル加工など豊富に取り揃えているので、希望に合わせた加工をしてもらうことができます。
超仕上加工
製品の最終品質を決定するのが仕上げ加工ですが、東レ・プレシジョンでは「超仕上鏡面加工」と「大型平面研削加工」の2種類で、最大限まで品質を向上させます。
超仕上鏡面加工
精密ラップ盤をナノオーダーにて厳しく管理し、加工面を鏡面に仕上げる方法です。ラップ盤だけでは行き届かない部分については、手仕上げにて対応し、細かな部分まで品質を維持できるようにしています。
大型平面研削加工
長尺ワークの平面加工を、ナノオーダーで制御し高精度な平面度や面粗さを実現できるのが大型平面研削加工です。またセラミックスやガラスなどの硬質や脆性材料の加工も可能で、位置精度の再現性が高いため修理やメンテナンスにも対応しています。
精密微細部品加工
東レ・プレシジョンでは、長年培ってきたノウハウや経験、技術を活かした高品質の精密加工部品製造も行っています。とくに難削材の技術は高い評価を得ており、幅広い分野から依頼を受けています。
レアメタル加工
難切削材といわれるモリブデン、チタン、タンタル、タングステン、ニッケル、プラチナ、超硬などの材料も、高精度で加工を行っています。また高真空、高温、耐腐食性などが要求される部品の精密加工も行っているので、ぜひ相談してみてください。
精密微細加工
東レ・プレシジョンでは、マシニング加工や旋削加工を取り揃えており、単品からロット単位の加工など幅広く対応しています。実際に加工された製品には、ディスペンサーノズルや音速ノズル、電子ビーム関連部品、吸音治具、吸音板などがあります。
金属3Dプリンター受託造形サービス
これまでの機械加工では製作が困難だった部品や治具を、金属3Dプリンターにて造形から、表面・内面の研磨といった二次加工までワンストップで対応しています。複雑な構造が求められる部材や高アスペクト比の部品など、難易度の高い部品も依頼することができます。
熱インプリント受託加工
東レ・プレシジョンでは、微細金型を用いたフィルムへの熱インプリントにも対応しています。独自の高速加熱冷却システムやフィルム剥離機構で、高スループット間欠/連続での成形ができるのが特徴です。またさまざまな構造や高アスペクト比などのパターンにも対応しているので、まずは相談してみるのがおすすめです。
東レ・プレシジョンの特徴②設計やサポートについて
豊富な実績やノウハウ、技術を持つ東レ・プレシジョンでは、機械設計や製作のサポートも行っています。これまでに各種ノズル設計やスリット台設計、機器関連の設計を行った事例や、構造解析、熱流体解析などの解析事例も豊富にあります。
塗布用や紡糸用ノズルなどを製作したい場合や、CAE解析したい場合、また2次元データを3次元化したい場合などには、ぜひ相談してみてください。
東レ・プレシジョンの特徴③高い品質を保持
多くの企業に選ばれているのは、徹底した管理体制で高品質を維持しているからでもあります。電子顕微鏡や3次元測定機、画像測定機、クリーンルームなどの最新設備を整え、高い品質の製品を提供できるよう努めています。
国際規格を取得
また品質への取り組みとして品質保証の国際規格ISO9001を、航空宇宙分野向けの品質管理規格JIS Q 9100を取得しています。さらに環境への取り組みとして、各社、事業場・工場が環境マネジメントシステムISO14001を取得し環境管理や改善にも取り組んでいます。
まずは資料をダウンロードしてみよう!
超精密微細加工技術のパイオニアとして高品質かつ高精度の技術を持ち、多くの企業から選ばれている東レ・プレシジョンに依頼したいと思ったら、まずは公式サイトから資料をダウンロードしてみましょう。またサイトからお問い合わせもできるので、さらに詳しい話を聞きたい方はお問い合わせにて確認してみてください。